概要
今更ではあるが、W204(ベンツのCクラス)に後方用のドライブレコーダーを取り付けた。以前、
ドライブレコーダーを付けたとき、最初から前後記録できる機種を選んでおけばよかったが、昨今の状況を鑑み、急ぎ追加した。
アクセサリー電源だけでなく
常時電源が必要だったり、左右のAピラーを外す必要があったり、天井裏に配線を通したりと意外に大変だったが、キレイに収めることができた。
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鏡像モード(左右反転)にならない残念な後方ドラレコ |
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詳細
1.ドライブレコーダーの調達
いろいろと欲を出すと出費する桁が増えるので、後ろのクルマの様子を記録として残すことだけを目的とし、安価で小さく、バックミラーで後ろを見たときに邪魔にならないドライブレコーダーを探した。
120度広角ドライブレコーダービデオ HD 720PフロントカメラDVR RZ3001
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思ったより大きいと感じた |
モニターが無いときちんと記録しているのかわからないので、安価なモニターも同時に調達した。
車用 ミニオンダッシュ液晶モニター 12V 4.3インチ バック切替可能
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モニターが1000円台とは驚き |
ドラレコ、モニター合わせて3,000円台なので、最低限の要件が満たされていればよい。
2.取り付けの準備
深く考えずに安いドライブレコーダーを買ってしまった結果、常時電源(12V)が必要な機種を選んでしまったことに後から気付いた。前回購入したモノには付いていた充電機能がないので、アクセサリー電源だけでは不十分。
常時電源が必要であれば、最初から確保して配線するのが望ましい。
口コミを見ると、アクセサリー電源だけでも録画はできるようなので、とりあえず常時電源なしで取り付けたが、以下のような顛末があった。
1.まずはACC(アクセサリ)電源だけで取り付け
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日付設定しても、2017年の元旦に戻る |
2.コマンドコントローラの電源が常時電源っぽいので取り出し
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12V出ていたが、2017年の元旦に戻る |
3.
コマンドシステム本体裏から常時電源を取り出し
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苦労して取り出したが、2017年の元旦に戻る |
4.ヒューズボックスから常時電源を取り出せるか調べる
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期待した場所にヒューズボックスが無かった |
5.
助手席足元から常時電源を取り出す
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やっと日時を覚えてくれるようになった |
他に、配線をしやすくする道具(細長いプラスチックのヘラ)を作った。配線を目立たないようにするために、天井裏や細い隙間に配線を通す必要が出てくるが、先に狭いところにヘラを通し、後から線を括り付けてヘラを引っ張れば楽に通せる。
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余っていたクロス下地を切断して活用 |
3.後方ドライブレコーダーの取り付け
後方用のドライブレコーダーから録画確認用のモニターまで、付属のケーブルだけで繋ぎたかったので、配線が最短となるよう天井裏にケーブルを通した。前後の室内灯ユニットを開けて、事前に準備したヘラを使って通した。
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前方の室内灯ユニットは内張はがしを突っ込むと開く |
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後方の室内灯ユニットは下に浮かせば開く |
リアガラスの中央上部に両面テープでドライブレコーダーを取り付けて、天井裏にケーブルを通す。
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外しやすいように少し隙間を開けた |
天井裏にケーブルを通す際、天井の真ん中付近は固定されていて隙間が無かったので、少しだけ左側にそらすと通すことができた。
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何度かやり直しを強いられた |
4.配線する
室内灯ユニットの中は隙間があるので、余ったケーブルなどを束ねて収納しておく。モニターまでのケーブル(映像出力、ACC電源、常時電源)はフロントガラスの方に通し、右のAピラーのところまで線を通す。
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室内灯ユニット内の隙間を有効活用 |
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ここまで線を通す |
Aピラーを外しておく必要があるが、Aピラーは上に揺すりながら少しずらして手前に引っ張ると外れる。隙間から金具が見えるので、確認しながら外すとよい。
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金具が入る穴が上の方だけ広い |
少し線がごちゃつくので、ダッシュボード横のフタを開けて余った線をキレイにまとめておくと収まりがよい。
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余った線はキレイに収める |
外した部品を元通り装着し、ACC(アクセサリ)ONで録画が始まる。常時電源が繋がっていれば日付・時刻などを設定し、取付完了。
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初期日付は2017年の元旦 |
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↑ACC(アクセサリ)電源の情報
リンク)
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