ウッドデッキを壊す

概要

8年ほど活用したウッドデッキを撤去した。母屋の外壁の補修工事を行う運びとなったが、母屋と数ミリしか離れていないウッドデッキがそのままでは足場が組めないし、一部塗装もできなくなるので、予定通り壊して撤去した。
壊すのも一苦労である
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詳細

1.分解

「まだしっかりしていますので、そのまま残されては如何でしょうか」と業者さんから提言があったが、母屋の外壁を補修する際にペンキが塗れないところが出るそうなので、迷わず撤去することにした。
柵を外すまでは簡単に進んだ
コースレッドを逆に回せば、簡単にバラせるのではないかと楽観視していたが、8年経過した接合部分は癒着度が高く、ドライバーがハマってもネジ頭がナメてしまい、全く回せなくなるものが多数存在した。
バールやハンマーの活用も試みたが、頑丈で壊れる気配がなく、仕方が無いので丸ノコによる切断を開始した。
コースレッドが回らないので丸ノコで切断開始
根太に残った破片がなかなか取れない
捨てることを考えながら電ノコで小さく切る

2.観察

コースレッドの接合部分を観察すると、まだボロボロではないが表面が錆びている。ステンレスだとこうはならないのだろう。「長持ちさせるためのステンレス」と思っていたが、「バラしやすくするためのステンレス」とも言えそう。
この錆のせいでネジが回しにくくなっている
錆びているにもかかわらず、木材をネジったり、大金づちで叩いたくらいではビクともせず、粘り強く接合している。
てこの原理でようやく剥離

3.廃棄と再利用

なんとかバラせたが、容量が大きいので何回かに分けて廃棄する。拡張部分も含め全部廃棄する場合、40Lの指定ごみ袋が30枚(1,800円分)ほど必要になりそう。
暗くなってしまったがバラせた
コースレッドが残ってしまい使えない「骨」の部分は、40Lの不燃ごみ袋に入る大きさに切断し、まずは6袋分収集してもらった。そうではない部分は「長い材料」「中くらいの材料」「短い材料(同じ大きさに揃えた)」で分けてしばらく保存した。
短いものは46cmで統一した
このままでは「早く捨てろ」と怒られるに違いない
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