【参考】W204のタイヤを交換してもらった

概要

既に5年半が経過しているW204のタイヤ(MICHELIN Pilot Sport 3)を、Amazonで購入したPIRELLI Cinturato P6に交換した。
Amazonが紹介するタイヤ交換業者に交換してもらおうと思ったが、近所に作業店舗がなかったので、他の業者さんにお願いした。
さすがにメーカーが「コンフォート性能満点」表示しているだけあって、とてもなめらかでスムーズな乗り心地になった。

間隔が均等でないパターンはノイズ軽減策らしい
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詳細

1.新しいタイヤを調達

まだ山は残っているが、次回の車検(約半年後)には通らない程度の摩耗度合なのと、経年劣化(5年半)に伴う側面のひび割れと、少しずつ空気圧が減るのが気になり、新しいタイヤに交換することにした。

見れば見るほどひび割れが気になる

もともとスポーツ志向から外れたグレードで、タイヤのサイズは205/55R16と大人しめ。走行性能より、価格と静粛性を優先したく、ネットで調べた結果、PIRELLI Cinturato P1がよさげ。

しかし、ちょうどAmazonのタイムセールで同シリーズのP6が少し安く売られていた。調べると、こっちの方がコンフォート性能が高いみたい。少しだけ高価なモノにしても大して変わらないとわかってはいるが、後悔しないようこちらを購入。

メーカーのサイトに、性能比較の目安となるインジケータが掲載されているが、これを見てもP6が一番向いてそう。上から、P1、P7、P6の順に引用。

P1のパフォーマンス
出典)https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/find-your-tyres/products-sheet/cinturato-p1

P1はこのシリーズの廉価版という感じで、価格の割には乗り心地が良く、性能のバランスが良いらしい。このタイヤを付けている外車はよく見かける。

P7のパフォーマンス
出典)https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/find-your-tyres/products-sheet/cinturato_p7

P7は外車メーカーが採用するだけあって、走行性能が良いらしい。P1に比べると性能が一回り上という感じ。価格も一回り上である。

P6のパフォーマンス
出典)https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/find-your-tyres/products-sheet/cinturato-p6

そうした中でP6はP7にスポーツ性能は及ばないが、コンフォート性能は上をいくという位置づけ。目安程度だとわかっているが、価格を考えるとP6が魅力的に感じてしまう。

2.業者さんに組み替えてもらう

近所のガソリンスタンドはENEOSしかなく、Amazonが紹介するタイヤ交換可能な業者さんが近所になかったので、近場で持ち込みタイヤも対応してくれるタイヤフィッターさんにお願いした。

ネットから簡単に予約できて、バルブまで全部交換してもリーズナブル。タイヤは自分で持ち込むのではなく、Amazonからの直送でOKだったので、全く手間いらずだった。

写真に撮りやすいよう積んでいてくれた

バランスとり、バルブ交換込みでも30分程度の作業時間とのことだったが、3人のベテランによる流れ作業が絶妙で、丁寧な作業にもかかわらず随分早く完了した。

プロの仕事は見ていて気持ちいい

廃タイヤは「何かにつかえそう」な感じがしたのと、1本250円の処分料を節約するために「お持ち帰り」でお願いした。(結果として、これは大きな誤りだった。)
丁寧に1本ずつ大きな袋に入れて、後部座席に4本積んでいただいた。

3.走行した感じ

ゴムが経年劣化した5年半前のタイヤと比較すると、もちろん変わった感は大きい。
荒れた路面など、「ガーッ」とうるさかったのが、「ゴーッ」とこもった音に変わったが、カチカチだったタイヤの表面が、弾力性のある本来のゴムになったので当然ではある。
ハンドルを切りながらのアクセルONでも後輪のズリズリ感がなくなり、素直に曲がるという感覚が増した、というのが交換直後の感想。

しばらく走ると本来の味が出てくる

しかし、数百キロ走るとタイヤから伝わる感触が随分変わってきた。P7の上をいく「コンフォート性能満点」を謳っている理由がわかる。
「頑張ってなめらかにしました」という声が聞こえてきそうなくらい、なめらかさに拘ったような感触で、タイヤと路面の間に一枚緩衝材があるような感じ。

劇的に騒音が減ったわけではないが、「ツルーっ」と走る感は半端ない。昔乗っていたクルマで、静粛性向上のためにブリヂストンのREGNOを装着したが、その時の変化よりも明らかに大きい。
サイズの違いもあるが、当時はREGNO1本3万円で、同程度の値段で4本のタイヤが買えてしまうのもすごい。

リンク)W204の整備まとめ

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