いらなくなったタイヤを処分する

概要

既に8年が経過しているW204のタイヤ(MICHELIN Pilot Sport 3)を、Amazonで購入したPIRELLI Cinturato P6に交換した。
交換作業は業者さんにお願いしたが、廃タイヤは持ち帰り自分で処分した。
廃タイヤの処分が4本1,000円くらいの出費で済むのであれば、業者さんにお願いするほうがよいことがわかった。

タイヤをさばくのは大変なのである
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詳細

1.廃タイヤをお持ち帰り

業者さんにタイヤを交換してもらった際、廃タイヤは持ち帰る旨告げると、丁寧に1本ずつ袋に入れてクルマに積んでくれた。

意外と置くところに困る

座面が落ち込んだイスの修理に活用できるのではないか、工夫すればお庭のプランターとして使えるのではないか、などと思っていたこともあり「お持ち帰り」としたが、これは大きな誤りだった。

2.廃タイヤをばらす

イスの修理の材料とするために、活用しやすい大きさに分断しようと思ったが、タイヤの中にワイヤーの層があり、加工しにくいので断念。

自転車のタイヤのようにはいかない

また、意外に場所食いなので、プランターへの加工も断念。すぐに廃棄することになってしまい、業者さんに処分をお願いすればよかったと後悔した。

タイヤは「燃えないゴミ」では回収できないので、小さな回収袋に入るくらいのゴムの断片にするしかなかった。4つに分割すると、20Lの回収袋に1本分が収まった。

4分割すると30円の回収袋サイズになる

3.効率の良いばらし方

電動ノコとジグソーを使うと、相手がゴムなのでブルブルと一緒に振動してしまい、なかなか歯が立たない。かと言って、グラインダーで切り進むと摩擦が強く、大量の煙が出て迷惑だったり、溶けたゴムが飛び散って服を汚したりと大変な騒ぎである。

グラインダーの刃の消耗も早い

こうした中で、3本目くらいで効率よくばらす方法がわかってきた。
最初にビードワイヤーという太めのワイヤーを片側4か所、計8か所グラインダーで切断する。

グラインダーではワイヤーを切るだけ

ジグソーを使い、できるだけブルブル振動しないように固定しながら切り進む。

サイドウォール部は楽に進む
トレッド部は合板切断と同じ要領で切り進む

数か所切り進むうちにタイヤが固定しにくくなり、ジグソーが進めにくくなったので、最後の方は電動ノコの活用で捗った。

こんな風に下から刃を通すと切りやすかった

燃えないゴミの回収袋4枚120円の他、グラインダーの刃2枚、ジグソーの刃1本、電動ノコの刃1本ダメにしてしまったので、1,000円で収まらない。
しかも、服を汚したり(洗濯しても落ちない)、時間もかかったりと、全く割に合わない。
廃タイヤは素直に1,000円払って業者さんに処分してもらうほうがお得なのである。

リンク)W204の整備まとめ

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