W204のエンジンオイルフィルターを交換する

概要

1年ほど前に、W204(ベンツのCクラス)のエンジンオイル(のみ)を自分で交換した。今回はオイルの交換に合わせてフィルターも一緒に交換した。

オイルフィルターはネットでも手に入りやすく高価なものではなかったので、フィルターを外す工具を別途購入しても安価に交換することができた。
※DIYで交換することをお勧めしているわけではごさいません。
新しいオイルフィルターを装着
スポンサーリンク

手順

1.オイルフィルターと道具の入手

オイルと一緒にオイルフィルターも購入する必要があるが、オイルに比べると比較的安価。ディーラーで純正品を購入しても税込みで2,600円程度。

ネットで購入する場合、送料が高くてディーラーで購入するよりも高価になってしまう場合もあるので、よく比較した方がよい。

今回、急いで入手する必要がなかったのでAliExpressで購入した。送料込みで1,000円未満で紹介されていた。
2019/12追記)
昨年はAliExpressで800円ほどで購入したが、今年は300円ほどで購入。価格は大きく違うがモノはほぼ同じだった。

AliExpress.com Product - engine oil filter kit for Mercedes benz MB 2711800509 w204 s204 W212 C207 A207 R172 C204 2711840325 2711800409
中国からの発送なので2週間ほど待ったが、ホログラムシールで封がされた極めて純正っぽい格好のモノが届いた。また、Made in ChinaではなくMade in Austriaと書かれていた。
2019/12追記)
今年購入したモノも箱にはMade in Austriaと書かれていたが、Made in Chinaと書かれたシールが貼り付いていた。

本物?偽物にしては凝りすぎ
オイルフィルターを外すために27mmのソケットレンチ用ソケットが必要だったので、オイルと一緒に購入。専用の工具もあるらしいが、よくわからなかった。


前回同様、比較的安価なカストロールのオイルを購入したが、純正オイルに比べるとサラサラ感が強いのか、前回交換時にエンジン始動直後の機械音が増したような感じがしたので、まだ走行距離50,000Kmに達していないが、試しに多走行車用の添加剤も購入した。

前回は廃油処理箱も購入したが、今回はAmazonの段ボール+レジ袋+トイレットペーパーで処理箱を作り、燃えるごみとして廃棄した。

2.古いエンジンオイルを抜く

1年ぶりにオイルチェンジャーが活躍する。5分ほどアイドリングでエンジンを温めた後、オイルレベルゲージの管にオイルチェンジャーの管を底まで入れて古いオイルの吸い上げ開始。

1年放置していたが問題なく動いた
実は交換する3ヶ月ほど前、エンジンの静粛性を上げるためにネットで聞きかじった情報を元に、用途が異なるハンマーオイルを添加剤として300CCほど注入していた。それもあってか、吸い上げられたオイルは真っ黒。

随分長く交換していなかったような色
ちなみにハンマーオイルのモリブデンの効果は噂通りで、期待以上にとても滑らかにエンジンが回るようになっていた。交換してしまうのが惜しくなり、交換予定を1ヶ月ほど先送りにしてしまったほどだが、噂では効果は半年くらいしか持たないらしい。

3.オイルフィルターを交換する

古いオイルが抜けたら、オイルフィルターを外す。27mmのソケットレンチで緩めてクルクル回すと外れるが、外すときにオイルが垂れるのでウェス(古タオルなど)で覆う準備をしてから外した方がよい。

意外に強い力が必要
外したらフィルターとパッキン(3つ)を新しいものに交換する。フィルターはゆっくり抜くと引っ掛かってなかなか抜けなかったが、少し勢いをつけてまっすぐにクッと抜くと楽に外せた。

まっすぐに抜く
古いパッキンは先が尖ったものを隙間に突っ込んで広げて外した。新しいパッキンは手に付いたオイルを塗って押し込むと簡単に装着できた。オイルを塗ってから付けるのがポイントらしい。

あんまり意味ないが新旧比較
新しいフィルターはギューッとゆっくり付けるとなかなかはまらず、外したとき同様に勢いをつけてまっすぐに軽くクッと押し込むと簡単にはまった。

エンジンにフィルターを取り付ける際の締め付けトルクの指定があるが、トルクレンチを持っていないので先人の知恵にあやかり、手でグッと締めてからソケットレンチで30度増し締めした。

締めすぎはよくないらしい

4.新しいオイルを入れる

フィルターの交換が終わったので新しいオイルを注入する。今回、180mlの添加剤も入れるので、オイルは5.3Lほど入れた。

やっぱり新しいオイルはキレイ
添加剤の効果がどのくらいあるのか気になったので、入れる前と後で少しエンジンを回してみたが、違いはよくわからなかった。

たぶん少し走ると効果が出るのだろう
ハンマーオイルのモリブデンが効いているのか、今回入れた添加剤が効いているのかわからないが、前回のようなオイル交換直後の機械音の増加は感じられず、スムーズにエンジンが回る状態が維持できている。

古いオイルはAmazonのXM10の段ボールにちょうど収まった。燃えるゴミに分類されるそうなので、20Lの燃えるゴミ用の有料袋(30円)に入れて廃棄した。

キレイに梱包して廃棄した
リンク)W204の整備まとめ

スポンサーリンク