リチウムイオンバッテリーの延命

概要

新しいバッテリーに交換したNexus 7が再び起動しなくなった。誤って容量の小さいアダプタを使っていたため、画面のつけっぱなしで過放電となったらしい。
新しいバッテリーはまだ馴染んでいないためか、なかなか充電されず起動しない。

リチウムイオンバッテリー充電用基板に、直接バッテリーを繋いで充電すると復活した。
どの程度持つかは別として、バッテリーそのものが死んでいない限り、充電用基板の活用で昏睡状態から復活させることができる模様。
※火災や爆発の危険性があるので、お勧めしているわけではございません。
青色LEDの点灯で充電完了
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詳細

1.充電器の基板の入手

何を作ろうとしたのか忘れたが、別の理由でリチウムイオンバッテリー(18650用)充電器の基板(モジュール)をAliExpressで入手していた。

AliExpress.com Product - original free shipping TP4056 1A 5V Lithium Battery 18650 Charging Board Module Plates MICRO USB Interface
BAT+とBAT-端子に、バッテリーのプラスとマイナスを接続し、USBのケーブルを刺すだけで充電が開始されるという、シンプルで使いやすい基板である。
1個40円程度なので実験用に最適。Amazonでも100円程度で購入できる模様。

2.バッテリーを繋いで充電する

もう少し使いやすい端子が欲しいが、即席でワニ口クリップを活用してバッテリーを繋いだ。
充電中は赤のLEDが点灯する。充電が完了すると赤のLEDが消灯し、青のLEDが点灯する。バッテリーに繋がっていない場合、青のLEDが点灯、赤のLEDはほんの少しチカチカ点滅するのですぐにわかる。

充電中は赤のLEDが点灯
Nexus 7が起動しないくらいに電圧が低下していたとき、充電完了まで半日強かかった。
試しに古いバッテリーを繋ぐと同様に充電完了し、フツーにNexus 7を起動させることができた。

バッテリー交換しなくても良かった?

3.他のバッテリーを充電する

もう使えないと思っていたバッテリーが、フツーに使えるレベルに復活したので、他のバッテリーでも試したくなった。
膨張して爆発しそうなものや20年近く前のバッテリーを除き、試したバッテリー全て充電完了できた。

デジカメのバッテリーを充電
本体の特殊形状のUSBコネクタ破損で充電できなくなっていたデジカメが使えるようになった。

部品として取っていたタブレットPCのバッテリーも復活した
充電がすぐに中断し、起動できなくなった携帯も、長くはもたないが起動できる程度に充電できた。

久々に起動した
購入直後、過放電?で充電できなくなったソニーのデジタル一眼カメラの互換バッテリーも、2個のバッテリーを1個づつ充電することでフツーに使えるレベルに復活した。

殻を割ったSONYのデジカメ用バッテリー
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