フタが割れた弁当箱を修理する

概要

子供が学校に持っていくお弁当箱としてちょうどよい、OSKのフィールイージータイトボックス。(これまで何個も買ってきたが正式名を改めて知った)
パッキンや吸排気弁が付いていて扱いやすいが、ウチの破壊魔に持たせると定期的にフタを割ってくる。扱いが乱暴なのが原因と思われるが、毎回同じようなところが割れる。
強度が必要なプラスチック部品の修復方法を覚えたので、試しに修理したらフツーに使えるレベルに修復できた。

1週間たつが、問題なく使えている様子
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手順

1.補修材の入手

W204のコマンドコントローラ修理の際にも紹介したが、アクリルリキッドとアクリルパウダーの入手、またはプラリペアの入手で修理に取り掛かることができる。

毎回同じようなところを割ってダメにしてしまうが、懲りずに同じものを購入している。弁当箱を買いに行くと、他に扱いやすくてお手頃価格のモノが見つからないので、結局これ一択になってしまう。

2.割れたところを接着する

フタにはパッキンが付いており、横のストッパーをパチンと止めるとロックされる仕組みなので、ストッパーの軸を止めているフタの軸受け部分には常に力がかかっている。
その状態で乱暴に扱い、フタの角に衝撃を与えたりすると割れてしまうらしい。

毎回こんな感じで買い替え

既に先が詰まってスポイトの役割を担っていないスポイトを使って、アクリルリキッドとパウダーを割れた部分に交互に付着させていく。断面はあまりパウダーは付けず(と言うかうまく付けられなかった)、リキッドのみに近いくらいで接合させてみた。

とりあえずくっ付けてみた

瞬間接着剤みたいに粉を噴いたようにならないのがよい。小分けにしたリキッドが余っていたので、接合部分の周りを少し補強するような感じで、パウダーとともに盛ってみた。

少しずつ盛っていく

表裏共、接合部分の周りにアクリルリキッドとパウダーを均等に付着させて数十分放置。後からポロっと取れてしまわないか心配してしまうが、だいたい期待を上回る強度に仕上がる。

ちょっと捻ったくらいではビクともしない

固まったのが確認できたので、ストッパーを湾曲させながらフタの軸受けにセット。ストッパーの軸をセットする際、割れた軸受け部分にかなり強い力をかけていたが、全く問題なかった。

もったいなくて箱だけ残しているモノが3つ。既に箱も廃棄してしまったものは数え切れず。もっと早くプラリペアのようなものを知っていれば、と思ってしまうのである。

フタが無いと意外に使えない

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