W204のエンジンオイルを交換する

概要

W204(ベンツのCクラス)にはターボ付きのエンジンが付いているが、年間走行距離は5,000Km未満なので1年に1回、車検や点検の時にディーラに交換してもらっていた。
定期点検を機に自分で整備を初めた経緯もあり、エンジンオイルも自分で交換した。

オイルチェンジャーを使うと、エンジンの底のドレンボルトは外さなくても、オイルレベルゲージが刺さっている管から古いオイルを抜くことができ、とても楽に交換できた。
※DIYで交換することをお勧めしているわけではごさいません。
上から抜く道具があるのを初めて知った
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手順

1.道具とオイルの入手

古いエンジンオイルの抜き方は、エンジンの底のドレンボルトを外す方法しか知らなかったが、ネットでオイルを探していると、上から抜く道具があることを知った。

電動のモノと手動のモノが有ったが、だいたいこの手の道具は手動の方が安くてトラブルなく使える、と思って手動のモノを選ぼうとしたが、価格を見ると電動の方が安い。

抜くのに時間がかかるみたいだが、年に1回程度の活躍だし、そんな簡単に壊れるモノではないだろう、と都合いいように思い直し、安価な電動のモノを入手。

指定されているMB-Approval 229.3を満たすオイルはとても高価。昔はマメに交換すれば安いオイルでもOKと思っていたが、1年はもってほしいので、指定グレードの中から求めやすいオイルを入手。

5.5L必要だけど、4L缶だと2缶必要になるので結果として高価になってしまうが、1年程度で悪くなるものではなさそうなので、残ったオイルは次回用に取っておく。

古いオイルはリサイクルという方法もあるそうだが、引き取ってくれそうな知り合いもいないので、廃棄することにした。2.5Lの箱2つで十分だった。

前回エレメント(オイルフィルター)も交換したので、今回は交換しなかった。ブレーキディスクを購入したショップでは安価に販売されていたが、純正と同じくらいの値段で販売されているところが多い。(純正は2,600円くらい)
交換の時に使う27mmのソケットと一緒に、次回交換までに入手することにした。

あと、オイルジョッキが有ると便利だけど、意外に使った後は保存するのに扱いが面倒だったりしたので、大きいペットボトルと漏斗を活用。

2.エンジンオイルの交換手順

5分ほどアイドリングでエンジンを温めた後、オイルレベルゲージの管に、今回入手したオイルチェンジャーの管を底まで入れる。

オイルレベルゲージを抜いて..
それっぽく確認したりして..
入手したオイルチェンジャーの細い方の管を入れる
呼び水ではないけど、少し口で吸ってあげないと上がってこないかな、と思いつつスイッチをONにすると、スルスルと黒いオイルが吸い上がってきた。

そんなに早くないが、しっかり排出される
ちょっと待つといっぱいになる
2Lのペットボトルを使ったので、3回に分けて処理箱に流した。
吸い出すのに時間がかかると言っても、吸い上げて廃棄完了するまで10分かからない。

3回目がこの量で終了
オイルが減っていたり、エレメントやエンジンの底の方に残っていたりするので全部は抜けないけど、5L強抜くことができた。
抜いた分と同量の新しいオイルを入れ、オイルレベルゲージを見ながら調整した。

新しいオイルは5.3Lほど入れた
オイルチェンジャーを活用すれば、オイルを交換するだけだとあっという間に終わり、物足りなさすら感じるのである。

関連)W204のエンジンオイルフィルターを交換する

リンク)W204の整備まとめ

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