概要
水やりをしなかったせいで、折角息吹いた新芽や、これから実になる花を枯らしてしまい、後悔することが度々あったので、「自動散水機」とか「自動灌水器」のようなモノが欲しかった。
毎日決まった時間に土が乾燥しない程度に散水できればよい、という低い目標を掲げ、オーディオタイマーで自動的に花や野菜に水やりができるようにした。
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毎日欠かさず水をやってくれる |
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手順
1.機材を調達する
使っていないオーディオタイマーと12Vのアダプタを活用したいのと、もう少し賢くする(雨の日は水やりしない、などの改善)余地を残すために、自動的に水道の蛇口の開け閉めができる「部品」を探してみたところいくつか見つかった。送料を合わせると中国(AliExpress)から買っても、Amazonで買っても同じくらいだったが、今見ると後者は1.5倍ほど高くなっていた。
電池式の散水タイマーを活用するのが設置も楽で正解と思うが、「今後の機能拡張のため」という理由で電磁弁(部品)を買った。
また、複数の箇所に水を供給するために、個々の水量調整ができるドリッパーや分岐コネクターがセットになったホースのセットを購入した。
35年前のオーディオタイマーと繋いで動作確認。「毎日決まった時間」の1つで充分と思うが、1週間で9つの「開始、終了」予約ができるという、ぜいたくなタイマーである。
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カチッ、カチッと正常に動いている模様 |
2.電磁弁とタイマーの取り付け
先日作ったガーデンシンクの予備水栓の1つに、購入した電磁弁とホースを装着する。
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ホースが真横に出てしまったが実害はない |
オーディオタイマーをどこに置くかノーアイデアだったが、IKEAのシンク下に丁度よい空間があったので設置。
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ここに置けとばかりの空間があった |
オーディオタイマーと電磁弁を12Vアダプタ経由で繋ぎ、タイマーをONにすると水が流れた。
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ホースが細く水量が少ないので毎日5分の散水とした |
3.配水できるようにする
水をやりたい野菜のところでホースを切り、分岐コネクターを使ってドリッパーを届ける。
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割とサクサク設置できる |
水栓に近い方が水圧が高く、遠くなればなるほど水圧が低くなるので、ドリッパーのダイヤルを回して水量を調整する。1本のホースで10箇所分岐させたら、端の方はしずくが垂れる程度になってしまったので、7~8箇所にとどめた方が良いみたい。
水栓付近で分岐させて、ホースを複数出せばもっとたくさん供給できるらしい。
放置しても、野菜が枯れることはなくなったが、定期的なお手入れは大事である。
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キュウリがヘチマみたいになっていた |
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