扇風機の羽根をプラリペアで修復する

概要

2年ほど前に、羽根が割れた扇風機を修理したが、またもや羽根を割られてしまった。
前回は新品の羽根だけをネットで購入したが、今やホームセンターなどでは2千円未満で新品の扇風機が売られている。

羽根の値段はそれより安価だが、扇風機の設計寿命を考慮すると、羽根だけ購入するのは気が進まないので、割れた羽根をプラリペアで修理してみた。
ダメなら新品を買うつもりだったけど、1ヶ月以上毎日回しても壊れる気配がない。
追記)プラリペアで修理してもうすぐ3年になるが、壊れる気配がない。

粘着テープも貼って直した感を強調
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手順

1.割れた羽根の破片を回収

山善のリビング扇風機YLT-C301は設計寿命が6年と短い。実際にはもっと長く使えると思うが、そろそろ寿命を迎える扇風機に新品の羽根を買うのは躊躇してしまう。

強度が必要なプラスチック部品の修復は、プラリペアを使えば可能であることを学んだので、修復を試みるために割れた羽根の破片を回収した。

複雑に割れてしまっていた

2.プラリペアでくっつける

W204のコマンドコントローラ修理の際にも紹介したが、アクリルリキッドとアクリルパウダーの入手、またはプラリペアの入手で修復に取り掛かることができる。

断面にはあまりアクリルパウダーを盛らず、少量のアクリルパウダーを溶かしたアクリルリキッドを全体にしみこませる感じ。断面をピタッと貼り合わせて数分待ってから、更に少しだけアクリルパウダー+リキッドを盛る感じで進めた。

思った以上に強固である

意図したとおりにくっついてくれるが、遠心力で破断したときのことを考えて、カバーの網を通り抜けそうな小さな破片は付けなかった。

小さな欠けはあきらめた

破壊した本人が自覚するよう、痛々しい修復感を醸し出すのと、羽根の破断の予防と、欠けた部分の重量のバランスとりを期待して、粘着テープも貼ってみた。

直した感が伝わってくる

3.装着して回してみる

接着した羽根を手でグイグイ曲げでみたが、簡単には破断しない模様。案外使えそうなので扇風機に装着して回したところ、気になるような振動もなくフツーに使えた。
新品の羽根と違い、いつまで持つかは疑問だが、この調子だと数年持つかもしれない。

回すと直したことがわからない
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