自動水やり機を拡張する

概要

夏野菜の季節が近づいてきたので、1年前に作った自動水やり機を拡張した。
水のルートをもう1本追加したいと思い、電磁弁をもう一つ購入しようとしたが、1年前より200円ほど高くなっていたので、同じくらいの値段で販売されていた5分岐パイプを購入した。
元が1つの水栓なので、複数分岐させると水圧が低下し、全体に水が行き渡らないのではないかと心配していたが、余計な心配だった。

枝分かれしても、ホース1本の水流はあまり変わらなかった

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詳細

1.拡張部品の入手

「雨の日は水やりしない」ようにする課題を残したまま約1年が経過し、再び夏野菜の栽培を楽しむ季節になった。今年は野菜の株数を増加させたく、自動で水やりできる箇所を増やせるようにした。
1本のホースに7~8個、またはそれ以上のドリッパー(散水栓)を付けると、ドリッパーの栓をうまく微調整しなければ先端まで水が行き渡らない。全てのドリッパーで充分な水量を確保しようとした場合、1本のホースでドリッパー5~6個が限界だったので、複数のホースに分散しないといけない。

このくらいの水流が確保できれば充分

予備の水栓はあるので、電磁弁をもう1つ付けてホースを足そうと思ったが、電磁弁が値上がりしていたので、複数のホースを繋ぐことができる何かを求めてAmazonを徘徊。ちょうど良いのが有った。

モノの割には高価な気もしたが「5倍の能力が確保できるのであれば妥当な価格である」と思い購入。追加するホース、分岐コネクタ、ドリッパー等も購入した。

あまり急いでなかったので、ドリッパーとホースを固定するフックはAliExpressで購入。

各々50個入り、送料込みで179円と160円。不思議である。

2.水やりホースを拡張する

今ホースが付いている水栓アダプタを、購入した5分岐パイプに交換するだけで良いが、以前使っていた水やりパイプ(塩ビ管に小さな穴を開けた)を活用したく、余っていたトイレの分岐栓とパイプを有効活用して拡張。

見た目が残念がだ、機能に問題はない

昔の水やりパイプは、一部の花のために活用。15mほどのパイプに無数に開けられた不要な穴を半田ごてで溶かして塞いでいくうちに、素直に新しいホースを準備すればよかったと後悔した。

日日草のための噴水である

5本もホースが付けられるので、まずは20か所程度の散水スポットを作った。20mのホースを購入していたが、節操無く拡張していくうちに足りなくなった。割と高価なモノなので、試しに100均の金魚のポンプのチューブを活用してみた。

3mで100円は安い

材質が全く異なるので、強度や耐久性に問題があることは予想できるが、パイプの径だけを見ると、なんとなく使えそう。

左から、去年買ったホース、100均チューブ、追加購入したホース

柔らかい100均のチューブでも、ドリッパーの栓が開いているときは全く問題なく使えた。しかし、全てのドリッパーの栓を閉めてしまうと水圧に耐えられず、継ぎ目のどこかでチューブが抜けてしまう。
継ぎ目部分のチューブの周りを何かで「キュッ」と締めれば抜けなくなりそうだが、全てのドリッパーの栓を閉めるくらいなら、5分岐パイプの元栓を塞げばよいので、特に対策せずに活用している。

100均チューブも混在

毎日、早朝に3分間散水しており、拡張してから1ヶ月以上経過したが、今のところ特に問題なく順調に稼働中。

1年放置で色が変わっていたが、機能的な問題はない

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