浴室引き戸のパッキン(タイト材)を交換する

概要

日立ハウステックのユニットバス(VLZ-1616BL-BKFBWMN-FMDJSF)の三枚引き戸の下のパッキン(タイト材とか水密材とか呼ばれる)が入手できたので交換した。
何年も使っているうちにすり切れたところが出てきたため、随分前に部品を探してみたが見つからず諦めていた。

そろそろ放置しておくのも限界を感じたので、メーカー(ハウステック)に問い合わせると個人にも部品を販売しているとのこと。注文したらすぐに届いた。

足元だけ新品になった
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手順

1.部品の入手

日立ハウステックのユニットバスなので、日立ハウステックのWebサイトを見ようと思ったが、いつの間にか日立傘下ではなくなり、ハウステックになった模様。
以前探した時は気付かなかったが、4年ほど前から部品の宅配サービスを行うようになったようで、業者さんを介さずとも部品の入手が可能みたい。

Webのフォームから、長い25桁の型番を告げ「三枚引き戸のタイト材はどこで買えますか?」と問い合わせると、「どの部品か確認して部品販売窓口に電話で注文してください」と図入りの部品表を送ってくれた。

ネットで「2K-21605」や「DM60-PT2293」、「下レールAT材」で検索しても該当するものは発見できなかった。きっとココにしか無いのだろう。

正式には「下レールAT材」と呼ぶ
「下レール(AT材付)」のユニットごと交換という選択肢もありかもしれないが、安上がりにAT材だけ注文した。注文した時に、ご担当の方から「ご自分で切って取り付ける必要がありますが、大丈夫ですか?」と念押しいただいた。

部品はほぼ予想通りの価格だったが、送料+代引手数料が加算されたので3,000円くらいになり、少し割高感があったが他に選択肢は無い。

翌営業日出荷、その翌日お届けという感じ
ヤマト運輸の宅急便コレクトで届いた。部品だけ手に取って重さを感じると、一段と割高感が増す。しかし、毎日またぐ汚い場所がきれいになるのであれば、それでよい。

2.部品を交換する前に掃除

折角部品を新品にするので、その周りもきれいに掃除してから交換したい。10年以上使っているので、本気で掃除を始めると半日かかってしまった。

百均でたわしを入手、ついでに鏡のウロコとりも
片栗粉と漂白剤の混合物や浴室洗剤を駆使して掃除しても、ボロボロになったタイト材
(AT材)はきれいになったようには見えない。

10年以上たっているので無理もない
新しい部品が来たので、心置きなく古いタイト材(AT材)を抜こうとしたが、簡単には抜けない。横に引っ張るのではなく、真上に引っ張ると簡単に外せた。

横には抜けなかった
長い時間をかけて付着した水垢は悪質で、クエン酸や洗剤で簡単に剥がれるものではなかった。プラスチックのヘラでは歯が立たず、ステンレスのヘラだと効果てきめんだが塗料も剥げる。撫でるように水垢を削り落とす。

軽くなぞるだけで水垢が削れるが、やりすぎると塗料も剥げる

3.新しいタイト材(AT材)を付ける

両端にズレを防止するための引っ掛かりがあるので、簡単にスッとは入っていかなかった。右手で先端を引っ張りながら、左手で後ろから押し込むようにすると少しずつ入っていく。

左手で押し込み、右手で引っ張る
真ん中だけ横のカバーを付ける前に装着し、それ以外はカバーにもタイト材が通る穴が開いているので、カバーを付けてから装着する。簡単にハサミで切れるので、丁度良いところで切断した。

黒い部分がなくなるときれいに見える
3列とも入れた後、タイト材(AT材)の余りは1,900mmだった。もう1列分はあるので、大事にしまっておくことにする。

毎日またぐところなのでキレイになってよかった
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