概要
W204(ベンツのCクラス)で、
「EBV,ABS,ESP故障 取扱説明書を参照」「パワーステアリング故障 取扱説明書を参照」「タイヤ空気圧警告システム故障」の三点セットが表示されたとき、故障の原因を見るにはOBD2アダプターが必要云々ネットに書かれていたので、安価なELM327を即購入してしまった。
結果的にはアダプターは不要だったが、OBD2はリアルタイムでクルマの情報が取得できるので、最近あまり出番が無いNexus7にTorque Liteを入れてブーストメーターなどを表示してみた。普段の運転で役に立つものではないが遊ぶ分には面白い。
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メーター内の緑のインジケータの点滅がカッコいい |
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手順
1.OBD2アダプターの入手とソフトの準備
スピードセンサー(ABSセンサー)の不具合でエラー三点セットが表示されたときに、故障の原因を調べるには、OBD2アダプターをクルマに繋いで何らかのソフトで閲覧する必要がある旨ネットに書かれていたのを見つけたので、とりあえずアダプターを買った。
Amazonで1,000円ほど(意外に安価)で売られていたのと、リアルタイムでクルマの数値情報を取得できるのが面白そうなので、あまり深く調べずに購入してしまった。
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翌日、商品の割には大きなハコで到着 |
結局、
スピードセンサー(ABSセンサー)の不具合解消の際には全く出番がなかったOBD2アダプターだが、このままではもったいないのでスマホにアプリ(無償のTorque Lite)を入れ、Bluetoothで繋いで遊んでみる。ウチのW204はターボが付いているので、ブーストメーターを表示してみたい。
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設定は後述するがあっさり表示される |
同時に複数のメーターが表示できるので、表示するメーターを増やしてみる。
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スマホだと小さすぎて見難い |
画面が小さいと複数のメーターを同時に表示するのが厳しいので、Nexus7にTorque Liteを入れてみた。
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7インチだとたくさん表示できる |
Torque Pro(有償版)だと表示できる情報が増えたり、表現のバリエーションが増えるようなので、本格的に遊ぼうと思ったらTorque Pro(数百円程度)を購入すると面白そう。
昔、VVCでターボのブーストアップを楽しんでいたころ、圧力計(ブーストメーター)だけでも10,000円くらいだったのが思い出される。
2.アダプター装着と設定
ELM327を常時装着していると少しずつバッテリーを消耗し、バッテリー上がりの原因になるそうなので、遊ぶときだけ装着する。常に装着していたかったらアクセサリー電源で動作するように改造したほうがよいのだろう。
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ボンネットのレバー横のフタを開けて装着 |
装着するとアダプター内のLEDが点灯し、すぐ動作開始する。Nexus7のBluetoothの設定を開いて使用可能なデバイスを表示するとOBDIIというデバイスが表示される。
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すぐに表示された |
これがELM327なのでペアリングする。
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1234でペアリングできた |
ELM327とペアリングを行ってからTorque Liteを起動すると、特に接続の設定を行わなくても勝手にECUを検出して情報を表示してくれた。
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絵に描いたようなメーターがホントに動き出す |
恒久的に遊ぶとしたら、タブレットPCを固定(もしくはもっと大きなディスプレイを準備)したほうが良いと思われるが、とりあえず早く試したいのでビニールテープで仮止め。
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一応固定される |
実際に走行(運転)しているとメーターをのぞき込む余裕がほとんど無く、メーターの動きを楽しむことができなかった。専ら私が運転手なので、運転交代のチャンスがある遠出のときに改めて遊んでみようと思う。
リンク)
W204の整備まとめ
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