グラつくブラウンシェーバーの刃を直す

概要

1ヶ月半くらい前に購入したブラウンのシェーバー、シリーズ3 310sの刃の一部がグラつきだし、剃り心地がとても悪くなった。剃れないわけではないが、ちょっとした拍子に「ブブーッ」って外刃がビビり出すので、安心して剃れない。

刃そのものは健在のようなので原因を調べたところ、一部部品が欠落して、外刃の水平位置が固定出来ていないことがわかった。代替部品を付けてブレを抑えると、再び気持ちよく剃れるようになった。


外刃の水平位置を固定する左側のピンが折れていた
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詳細

1.原因を調べる

20年以上使ってきたブラウンのシェーバー、フレックスインテグラル2(BS5550)がダメになったので、新しく買ったシリーズ3 310sを使い始めたが、1ヶ月半で調子が悪くなった。

2つの網刃のうち1つがグラグラしており、内刃の左右の動きに合わせ、外刃も左右にブレるので、とても剃りにくいのである。


左の刃は固定されているが右の刃はガタガタ動く
外刃のユニットが外せたので調べたところ、外刃の水平位置を固定するためのピンが1本なくなっていた。思えば、洗面所で何か「カチッ」と落ちたような音がした日があったので、恐らくその日に無くなったのだろう。


左側のピンが折れて無くなっている

2.対策する

昔のブラウンの刃と異なり、比較的安価に入手できるようなので、素直に新しい刃を購入してもよいが、さすがに1ヶ月半しか使っていないので素直になれない。

外刃は更に分解することが出来たので、仕組みを調べてみた。折れている左側のピンが入る穴は普通の丸い穴が開いているが、右側のピンが入る穴は閉じておらず、U字型になっている。

片側の部品だけで横の動きを止めている
残っている右側のピンが丸い穴の方にはまるようにできないか調べたが、これ以上の分解は難しいみたい。


これ以上ばバラすと元に戻らなくなりそう
外刃がグラつかないようにするには、同じ場所にピンを復活させるしかなさそうなので、
昔、100均で買った1.2mmのドリル芯を使って穴を開けて、ピンの代わりになるものを挿してみる。

3~4mmの深さまで穴を開けた
針金みたいなものを探したが無かったので、ちょっと細いがクギを挿してみた。

なんとなくいい感じ
少し緩いが、ギュッと押し込むとそこそこ安定したので、ニッパーで元のピンと同じくらいの高さで切断した。

割と頑丈そう
元のピンより少し細いので、ちょっとだけガタつく感じがするが、ほぼ横の動きを抑えることができた。

外刃がスムーズに上下できるようになった
ヒゲを剃ってみた感じ特に違和感なく、買った直後と同様に「チリチリっ」と小気味よく剃ってくれるようになった。

ついでに充電
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