概要
パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機NA-VR5500は、乾燥機をまめに使っていると乾燥中にH A0(排水ドレーンポンプ異常?)で止まるようになる。
今まで数回これで止まったが、コンプレッサ部品を中心とした分解掃除で直った。
乾燥機をよく使うのであれば、2~3年に1回は分解掃除が必要みたい。
※DIYで分解掃除することをお勧めしているわけではごさいません。
 |
風通しがよくなったコンデンサー |
スポンサーリンク
手順
1.NA-VR5500の分解
乾燥が調子悪くなったときは、いくつか見ないといけないところがあるので順を追って見ていくが、分解しないと始まらないのでさっそく分解する。
 |
裏ぶたと天板をはずすと中の様子がわかる。 |
2.直接の原因ではないが、たまったホコリを取る
分解するとすぐに気になるのが、ホコリの拠り所?にたまったホコリ。ドラムのカバーを外すと根こそぎ取ることができるが、ちょっと面倒なのでまたの機会に。
 |
やっぱり気になるホコリ。 |
 |
今回は手が届く範囲で取り除いた。 |
3.コンプレッサ部分を分解して掃除する
H A0は、コンプレッサが入っている部品の下部にある2つの電極が着水することで、水が溜まっている、つまりドレーンポンプで排水ができない異常と感知するみたい。
 |
初めて分解したときには、もっとびっちりホコリがついていた。 |
この電極部分にホコリが蓄積すると、水が溜まっていなくても濡れタオルで覆ったようになり、異常と感知してしまうので、キレイに掃除する。よく見るとパイプの詰りも怪しいみたい。
 |
下部の電極が見えないくらい汚れが付着していた。 |
4.コンデンサーも掃除する
ここは必ずホコリが溜まる場所なので、開けたら都度掃除する。コンデンサーは柔らかい金属の板の集まりなのでやさしく扱う。
 |
全く風が通らない部分もあった。 |
 |
デリケートな部品なので、柔らかい歯ブラシ等でやさしく洗う。 |
5.ドレーンポンプも掃除して確認
ここが壊れていたことはまだないが、念のため掃除して異常がないか確認。
 |
下部に取り付けられている小さなポンプ。 |
 |
泥のような汚れを取り、電池をつなぐと勢いよく放水した。 |
6.排水の通り道の確認
排水の通り道が詰まっている場合も、H A0のエラーで止まる可能性があるので、念のため確認。少しではあるが、逆止弁らしき部品に泥のような汚れが付着しているので掃除した。
 |
パイプの通り道を追うと逆止弁?があった。 |
 |
詰まってはいなかったが、せっかくなので分解掃除。 |
7.元に戻して試運転
気になるところを一通り掃除したら、元のように部品を組み立てて乾燥動作を確認。風通しがよくなるので、乾燥時間が大幅に改善する。もちろん、しばらくの間はH A0で止まることがなくなる。
 |
長く使うにはときどき分解掃除が必要みたい。 |
ちなみに、おまかせコースで乾燥まですると、中には悲しいくらいにシワシワになる衣類もあるので、面倒だけど乾燥は30分だけにして手で干すようになった。特に綿の衣類はまったく乾燥しないよりシワが伸ばしやすく、すぐに乾いてくれるので、わたし流コースで30分乾燥の予約をして寝る。
 |
ウチのわたし流。 |
スポンサーリンク