W204のバッテリーを交換する

概要

W204(ベンツのCクラス)のバッテリーを交換した。5年経っており、車検の時に交換をお勧めされていたにもかかわらず、ちょっと充電したら元気になったと思い込み、そのまま乗っていたらJAF(日本自動車連盟)に助けてもらうことになった。

反省し、速やかに新しいバッテリーを注文して週末に交換した。これで数年はバッテリー上がりでロードサービスのお世話になることはないに違いない。
※DIYで交換することをお勧めしているわけではごさいません。
BOSCHを選んだ
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手順

1.新しいバッテリーの入手

バッテリーは前回交換から既に5年経っていたので、点検や車検の時に交換をお勧めいただいていたが、時々充電しているとエンジンの始動等全く問題なかったのでズルズルと交換を伸ばしてしまった。
充電による延命
廉価版のC200のバッテリー容量は62Ahで、純正27,000円、BOSCH製10,000円弱、韓国
製7,000円台と選択肢があるのは調べ済み。現在価格を見てみるとBOSCH製のバッテリーがAmazonで割引クーポンが付いていたので迷わず購入。

翌々日にはバッテリーの箱に宛先ラベルが付いてラッピングされた状態で届いた。余計な梱包がなく開けるのが楽だった。

この箱のまま届いた

2.バッテリーを交換する

工具は13mmのソケットレンチ、深いところにボルトが付いているのでエクステンションバー、端子のボルトを回すための10mmのレンチくらい。

バッテリーはエアダクトの下にあるので、まずは3つのピンをずらしてエアダクトを外す。エアダクトはあまり斜めにしたりせず、できるだけまっすぐ持ち上げるようにして外すと楽に外せた。

エアダクトの下にバッテリーがある
バッテリー交換時のお約束で、マイナス端子を先に外して、後からプラス端子を外す。付けるときはプラス端子を先に付けて、後からマイナス端子を付ける。これさえ守っておけば、プラス端子のボルトを回すときに良くないこと(火花が散って引火するなど)が起きるのを防止できる。

マイナス(左)から外す
左側の底に見える13mmのボルトを外し、バッテリーを左にずらすと外せるようになる。このとき、右側に付いている排気パイプを抜いてからバッテリーを持ち上げる。

排気パイプを抜く
特に劣化が目に見えるわけではないが、一応新旧比較。

雨が降ってきて濡れてしまった
あとは新しいバッテリーを逆の手順で点けるだけだが、左右の排気口の左は使わないので、プラス端子の赤いカバーに付いているキャップで予め塞いでおく。

左側の排気口は塞ぐ
13mmのボルトを締めて固定後、まずはプラス端子、後からマイナス端子を付ける。

排気口のパイプも忘れずに装着
最後にプラス端子のカバーを付けてみると、浮いてしまってうまく付かない。

カバーが浮いてしまう
古いバッテリーに付いていたカバーは端子上部に空間があり、浮かずに付けることができたのでそのまま活用。

しっくりはまった

3.電圧チェック

交換が終わり、エンジンをかける前の状態で電圧を測ってみたら12.45V。期待値は12.6Vなので、ちょっと低いくらいだが問題なさそう。

許容範囲か?
エンジンをかけてから測ってみると14.25V。十分発電されていることがわかったので問題ないのだろう。

妥当な電圧か?
気になったので、ちょっと充電して復活させていた古いバッテリーも測ってみた。無負荷だと数値が安定しなかったので、70Wの芝刈り機を数分動かして測定。

一応12V以上は出ている
ついでに8年前に購入した非常用の75Ahのバッテリーも測ってみたところ、12.6Vを上回る電圧を示していた。一度もクルマに積んでいないので元気なように見える。

なかなか捨てられない..
リンク)W204の整備まとめ

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