マウスの左ボタンを直す

概要

ロジクールのBluetoothマウス、M555bの左ボタンでチャタリングが発生するようになり、ファイルをドラッグ中に落っことしたり、選択しただけなのにダブルクリックになって開いてしまったりと、ストレスフルなデスクトップ環境になってしまった。
さすがに耐えられないので、新しいマウスを買おうと思ったが、分解してマイクロスイッチの接点を復活させると普通に使えるようになった。
7年以上使っているロジクールM555b
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手順

1.分解

分解するには小さな星形のトルクスネジを回すドライバが必要だが、合うドライバ(サイズはT6らしい)が無かったので、一旦あきらめた。
残念なトルクスネジ

仕方がないので、Windowsの設定変更(主と副のボタン切り替え)でしばらく使ってみたが、ものすごく使いにくい。
子供(破壊魔)に話すと、小さなマイナスドライバでトルクスネジを外してくれたので、折角だから分解。
開ける人は開けるのである

新しいマイクロスイッチに交換すればよいだけだが、唐突のことだったので交換部品の準備が無い。それでも、マイクロスイッチを右左入れ替えれば当面は使えるだろうと思い、マイクロスイッチ外しに取り掛かる。
2つのマイクロスイッチを外す

仕舞ってあるソルダースポイト(ハンダ吸引器)を出すのが面倒だったので、3本足に少しずつハンダごてを当てつつ、マイクロスイッチを少しずつ浮かせて外した。
後から気づいたが、マイクロスイッチを分解掃除するだけだったら、わざわざ基板から外す必要はなかったみたい。
D2FC-F-7N、見ると分解できそう


2.接点を復活させる

マイクロスイッチも分解できそうだったので分解。精密ドライバがあれば、基板に付けたままでも分解できそう。
見えにくいが、バラすと4つのパーツに分かれた

ここまでくると接点復活剤の出番である。少量吹き付け、接点同士を擦り付ける。
いつもの接点復活剤


3.元通り組み立てる

小さなマイクロスイッチを組み立てるのに難儀した。子供にバラしてもらったはよいが、バラす前の状態がわからず試行錯誤。
なんとなくよさげだが、この付け方は間違い

接点が付いた金属板の中ほどのバネ部分が、土台の中ほどの端子の切れ込みにハマるのが正解だと気づくまでが大変だった。
何度もトライしたので少し歪んでしまった

マイクロスイッチを元に戻し、元通りに組み立てたら完了。
コネクタの装着も忘れずに

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