概要
二年近く前に購入したファーウェイのスマホ P10 liteのバッテリーがすぐに無くなるようになったので、新しいバッテリーに交換した。
パカッと裏ブタを開けて簡単に交換できるものではなかったが、ネットにたくさんある事例のおかげで簡単に交換することができた。
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DIYで交換することをお勧めしているわけではごさいません。
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黒いバッテリーになった |
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手順
1.バッテリー入手
バッテリーは消耗品なので、パカッと裏ブタを開けてすぐに交換できると思っていたが、P10 liteの裏ブタは簡単に開くようになっていない。しかし、数種類の互換バッテリーが売られていたので調べたところYoutubeに交換手順がいくつか有った。
本体を損傷してしまうリスクは多少あるみたいだけど、気を付けていれば大丈夫そうなので評価が良い互換バッテリーを購入。
裏ブタを開ける工具がセットになっているものも有ったが、
Nexus7のUSBコネクター交換時に購入した部品に付属の工具が有ったので、バッテリーのみ入手。付属工具のドライバー、吸盤、ギターのピックみたいなヘラは役に立った。
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メール便で届いた |
もう一つ、古いバッテリーを本体からはがす際に使う薄いプラスチックのヘラがあると便利。トランプ(プラカード)を活用している例もあったが、ペットボトルをハサミで切って簡単なヘラを作った。
2.裏ブタを開ける
交換している動画を見ると、何れも最初にヒートガンやドライヤーで裏ブタを温めてから開けていたのでマネをする。
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接着剤を柔らかくする |
ある程度暖めた後、吸盤を使って裏ブタを少しずつ引っ張ると少し隙間ができる。
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思わず隙間に爪を押し込んでしまう |
この隙間にギターのピックみたいなヘラを噛ませて少しずつ押し広げていくとフタが開いた。
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少しずつ動かしていく |
後から気付いたが、あまり温めすぎると接着剤(細い両面テープ?)が伸びてしまい、フタを閉めるときに伸びた部分を押し込む手間が増えてしまうので、吸盤で引っ張る部分だけをほどほどに温めるのが良いみたい。
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裏ブタと繋がっているケーブルに注意 |
3.古いバッテリーを外す
バッテリー端子部分をガードしている部品(ネジ1本で止まっている)を外し、バッテリー端子を外す。ネットの動画では他の部分も分解したり、裏ブタに繋がっているケーブルを外したりしていたが、壊しそうな気がしたのでやらなかった。
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最低限の分解で終わらせたい |
次に古いバッテリーを外したいが、両面テープで止められているので簡単には外れない。ここで無理にはがそうとしてフラットケーブルに傷をつけてしまい、再起不能にしてしまうことがあるらしいので慎重に。
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端の方からゆっくりと |
シールをはがすのと同じ要領で、ピンセットでじわーっと一定の圧力を与えながらゆっくりはがすと、少しずつ隙間が開いてきた。準備しておいたプラスチックのヘラ(ペットボトルを切って作った)が入る隙間ができたら挿入し、ヘラを前後させて徐々にバッテリーをはがす。
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徐々にはがれていく |
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ケーブルと両面テープの位置を意識してやると外しやすい |
4.新しいバッテリーを付ける
後は逆の手順で新しいバッテリーを付けるだけ。本来であれば新しい両面テープや接着剤を使うと思われるが、古いものをそのまま活用した。裏ブタは念入りに「ギュッギュッ」って手で押さえるとしっかりはまる。
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ネジを外したのはこの1本だけだった |
電源をONにすると問題なく起動し、充電量57%と良い状態。充電器に接続してしばらくすると58%に上がったので、問題なく充電できている模様。
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全く問題なくバッテリー交換完了 |
交換して1週間、バッテリーの持ちは問題ない状態に戻ったとのことなので、充電してもすぐに使えなくなるのはバッテリーの劣化が原因だったらしい。購入して1年10ヶ月、まだ2年経っていないが、使用状況を鑑みると交換が必要な時期だったのかもしれない。
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