デジカメDMC-TZ10をUSB給電で使えるように改造

概要

パナソニックのデジカメLUMIX DMC-TZ10で使えるDCカプラーDMW-DCC5は、専用のACアダプターDMW-AC5しか使えないように工夫されている。
付属のバッテリーだけでもフル充電で1時間半近く連続録画できたが、普通のUSBケーブルが刺さるようにすると、コンセントがないところでもモバイルバッテリーなどの活用で4時間以上の連続録画が可能になる。
※DIYで改造することをお勧めしているわけではございません。
32GBのSDカードだと、4時間連続で動画が撮れる。
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手順

1.DCカプラーDMW-DCC5の分解

カッターや精密ドライバ(マイナス)を使って、なんとかこじ開けた。割と中はスカスカ。

既に改造済みだけど、開けるとこんな感じ。

2.USBコネクタの取り換え~完成

最近はスマホやタブレットPCに使われているMicro USBのほうが普通だが、家に転がっている部品の都合でMini USBのコネクタに交換した。不要な基板から部品取りしたので、銀メッキ線(30数年前に購入)をはんだ付けしてつなげた。
※「一生使える」とパーツ屋の店員に言われ、だまされたと思って3千円くらいで買った500フィート(約150m)の銀メッキ線。ホントに一生持ちそう。

コネクタは最後にホットボンドで固定。

コネクタが一回り大きくなるので、ケースの穴をやすりやカッターで広げた。本体の穴の位置も確認しながら、いいあんばいに広げる。

コネクタ側から見ると、こんな感じ。

コネクタの接続と固定が終わったらセロハンテープなどでケースを仮止めし、動作確認する。問題なければ、ホットボンドやプラスチック用の接着剤などで元のように密封する。

問題なく本体穴から給電できる。

Full HDこそ撮れないが、1280x720で十分キレイ。子供の発表会など、放っておいても通しで記録できるので、いまでも重宝している。

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