トゥシューズケースを作る

概要

子供がバレエで使うトゥシューズを入れるケースを作って欲しいと言うので、材料からデザインに至るまで子供に言われるがままに作った。(手作りなので、これもDIY?)
余っていた布やボタンと、100均で買ってきた材料だけで作ったけど、とても気に入ってくれたみたい。

手作りトゥシューズケース、使い勝手も良いそうです
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手順

1.デザインの検討

チャコットの店頭で売っているトゥシューズロールケースの購入が望ましいと思われるが、色にこだわりがあるらしく、お気に召すものが無かったらしい。

デザインするうえで、以下が重要なポイントだそうだ。

  • かさばらず、今使っている小さなバッグに入る
  • 手間がかからず、慌てなくてもサッと仕舞える
  • 帰ってきたらそのまま陰干しできる
  • 他の人に見られても恥ずかしくない
お父さんとしては、最後に挙げているポイントのクリアが最も難しいのである。
なので、自分で材料を選んでもらい、入れるシューズ(現物)を合わせながら検討。

あっさりしているが、こだわりも反映 (サイズ56cm×28cm)

以下がこだわりポイント。

  • 外側がビニールで汚れにくい
  • ファスナーは2つで、両方とも内側から外側に閉める向きで付ける
  • ケースをぐるぐる巻いたら、軽くチョンと引っかけるだけで済むボタンとゴム

2.材料と道具の準備

作る過程を写真で残す心の余裕が無かったので、今回は振り返りながらの記録。
材料は以下の通り。100均では432円のお買い物。

余っていた厚めの布 30cm×60cmで充分
ビニールテーブルクロス (100均)
大き目の洗濯ネット (100均)
バイアステープ(100均)とファスナー(100均)

頑丈に作るために、たまにしか使われないミシンが大活躍。

山崎ミシンのジグザグミシン。古いが問題なく動く。

3.トゥシューズケースの作り方

洗濯ネットのファスナーは活用せず、網のみ活用するので裁断する。
結果として28cm×47cm使ったが、ミシンをかけた後にその大きさに裁断するので、縦横共プラス2cm以上はミシンのかけ代があったほうが作りやすい。

だいたいこの辺にファスナーが付く予定

後からファスナーを付けるのは難しいので、先にファスナーを付ける。
ファスナーを付けるところに1cm×20cm程度の穴をあけ、バイアステープをミシンがけして補強した。

待ち針を打ってジグザグミシンをかけた

参考)ファスナーをジグザグミシンでつけたら、見た目が悪くなった

参考)開口部分は18cm程度

ファスナーがついたら、テーブルクロス、布、網の3枚を四角くミシンで縫う。
27cm×46cmの長方形と、その真ん中に線を書き、それに沿って直線縫いした。
※線は後から消せるのもので書いた方がよい、と後悔した。

しわにならないように適宜待ち針を打つ

3辺は縫い目から3mmくらい外側、1辺(ボタンがつくところ)だけ7~8cm外側を角を丸くして裁断後、周りをバイアステープのミシンがけで補強した。

買ってきたバイアステープはほぼ使い切った

ぐるぐる巻きを固定するのに、強く止める必要はなかったので、細くて滑りが良いゴムと、それを引っかける大き目のボタンを付けた。

裁縫箱の中から選んだ大きいボタン

4.使ってみる

入れ場所が2つしかないが、ぐるぐる巻きするときにバランスが悪くなることはなかった。さっさと出し入れ出来て使いやすいらしい。

巻きにくいように見えるが..
軽くぐるぐる巻くといい感じに収まる

陰干しするとき用に、ハンガーのように引っかけられるフックを付けようと思ったが、大きいボタンが物干し用のS字フックに引っかかってくれたので、そのまま活用。

下に寄るが、問題なく乾燥する

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