高圧洗浄機のバルブのヒビ割れ直しに失敗した

概要

8年ほど前に購入したカインズホームの高圧洗浄機PW-1。価格の割には水圧が高くて洗浄力は申し分なかったが、ホースの取り付け部分から激しく水漏れするようになり使えなくなっていた。

調べるとポンプをON/OFFするスイッチが付いたバルブにヒビが入っており、これを塞ごうとロウ付けを試したところバルブが溶けてしまい、取り返しがつかないことになった。

意外と簡単に溶けた

スポンサーリンク

詳細

1.水漏れの原因を調べる

確か6千円くらいだったと思うが、カインズホームの高圧洗浄機PW-1は価格の割には水圧が高いようで、洗車や外壁の洗浄ではその性能を十分発揮していた。

電源コードの引き回しと水道との接続がとても面倒なので使用頻度は低かったが、数年前から本体のホース取り付け部分付近から水が噴き出すようになり、ノズルのレバーを握っていないのにポンプが回り、水をまき散らすので使わなくなっていた。

スイッチをONにするとシャーっと水が噴き出す
これで風呂掃除をしたいという要望があったので、水の流れ(ノズルのレバーが握られた)を検知してポンプを動作させるスイッチが付いたバルブを外し、どこから水が漏っているのか調べてみた。

堅いのでメガネレンチに助けてもらう

パッと見ではわからなかったが、バルブの表面を少し磨いたところ、これが原因と明確にわかるヒビが見つかった。

意外なところにヒビが入っていた
バルブそのものが崩壊するような大きなヒビではなさそうに見えたので、これを塞げば使えるようになると考えた。

2.ヒビを塞ぐ方法を調べる

まずは簡単に、工具箱にあるバスボンドを内側と外側に塗ってみた。一瞬だけ水漏れが止まったが、水圧に耐えられなかったのか、すぐに元に戻ってしまった。

なんとなく、熔接すれば確実かな~と思い調べたところ、カセットボンベにセットできるガストーチを使ったロウ付けで、簡単にヒビ割れを塞ぐことが出来そうな気がしてきた。

ロウ付けが面白そうだし、いつも苦労している炭火起こしで使えるようなので、ちょっといい(数百円高いが評判がよい)のを購入。

鋳鉄の接合だと思い、迷うことなく高価な銀ロウを買ってしまった。頭の中では、はんだ付けするかの如く、鉄より早く溶けだした銀がヒビの隙間にジワッとしみ込む様子が浮かんでいた。

3.ロウ付けを試みて失敗する

高圧洗浄機と水道を繋ぐホースも使いにくかったので新しいものを調達し、直せる気満々でロウ付けの準備を始める。

うわさ通りとても使いやすい
使いかけのカセットコンロのボンベにガストーチをセットし、ダイヤルを回してカチッと着火するとすぐにボーッと力強い炎が出た。とても簡単に強烈な炎が出せるので、子供が触れないところに仕舞ったほうがよいみたい。

ヒビが入ったバルブの中には、熱を加えると溶けてしまう部品も入っていたので、予め全部外した。

中のリングを外すのに百均ペンチが役立った
冷やすためのバケツも準備し、ロウ材に付属のフラックスも塗ったので、あとはロウ付けを行うだけ。

ヒビ割れ部分にフラックスを塗る
初めてのロウ付けで、どのくらい熱すればよいのかわからなかったので、はんだ付けのように銀ロウをヒビの部分にこすりつけながらバルブにバーナーを当て続けた。

しばらくして銀ロウが溶けだしたと思ったらバルブも溶け始めた。慌てて加熱を止めたが、じわーッと崩壊していく。

絶望的な気持ちになる
今一度柔らかくして修復しようと試みたが、酷くなる一方である。

もう取り返しがつかない
後から調べたところ、磁石が引っ付かないので鉄ではなかったらしい。アルミのように柔らかくない感じがしたが、アルミの合金だったのか。

アルミ用のロウ材(銀より安価)を使っていれば、もしかしたらうまくいっていたかもしれないと思い、ものすごく後悔した。

しかし、ここは「風呂場で使いやすいコードレスの高圧洗浄機を購入するきっかけになった」と、前向きに考えることにした。