SSD交換時「ファイルシステム上にエラーが見つかりました」で苦労した

概要

普段使っているPCの高速化を図りたく、HDDからSSDに交換しようと思い、いつもお世話になっているEaseus Todo Backupを活用したが、「ファイルシステム上にエラーが見つかりました」と表示されのクローンを作成することができなかった。

通常、チェックディスクで元のHDDを修復すればエラーは解消されるらしいが、今回「システムで予約済み」領域が破損していたのでクローン作成に苦労した。

SSDから高速起動する期待通りの結果になった
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詳細

1.元のHDDを修復してクローン作成する

HDDからSSDに移行(クローン作成)する際、Easeus Todo BackupはFree版でも必要なことができるので、いつも活用させてもらっている。

元のHDD(2TB)より少ない容量のSSD(240GB)に交換したいので、Cドライブにある不要ファイルの削除、不要ソフトのアンインストール、残したいファイルの移動などを行い、SSDに収まるよう準備してクローン作成を行ったところ、0x1820E095「ファイルシステム上にエラーが見つかりました」旨エラーが表示されて中断してしまった。

メッセージの提案通りに、セクタバイセクタ方式でエラーも含めてコピーする手段もあるけど、移行先のSSDの容量が小さいのでできない。

結果として、Cドライブにはエラーは無く、「システムで予約済み」のパーテーションにエラーが有ったので、以下のようにして修復した。

①システムで予約済みのパーテーションにドライブ文字を割り当てる

ドライブ文字は何でもよい
「スタートメニュー右クリック>ディスクの管理(K)」でディスクの管理を起動し、元のHDDでエクスプローラから触れない領域(「システムで予約済み」のパーテーション)を選択して、「右クリック>ドライブ文字とパスの変更(C)...>追加(D)...」で適当なドライブ文字を割り当てる。

②エラーチェックで修復する

修復前のキャプチャを撮ってなかった
エクスプローラから触れるようになった「システムで予約済み」のパーテーションを選択し、「右クリック>プロパティ(R)>ツール>チェック」でエラーチェックを行う。エラーが有ったので修復してくれた。

ここには起動に必要な隠しファイルが書かれていた

③割り当てたドライブ文字を削除する

躊躇せずに「はい(Y)」をクリック
ディスクの管理で修復したパーテーションを選択して、「右クリック>ドライブ文字とパスの変更(C)...>削除(R)」で割り当てたドライブ文字を削除する。

躊躇せずに「はい(Y)」をクリック
再度確認のメッセージが出るが続行する。

④Easeus Todo Backupでクローン作成する

ファイルが修復されるとエラーなくクローンが作成されたので、SSDから高速起動するように移行できた。

ちなみに、どのパーテーションにエラーがあるのかは、Easeus Todo Backupでパーテーション単位でクローンを作成することでも切り分けが付く。

ディスクではなくパーテーションのクローンもできる
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