ホイールが曲がった自転車を修理する

概要

上の子が自転車で無茶な運転をしていたらしく、歩道で転倒してしまった。そのときの衝撃で、自力で自転車を持ち帰れないくらいにタイヤを歪めてしまったらしい。

少し前に、後輪ホイールのブレをなくそうと調整したところ、とても大変だった経緯もあり、ここまで歪んだホイールを調整で元に戻す自信は無かったので、新しいホイールを購入して交換した。
※DIYで交換することをお勧めしているわけではごさいません。
後輪がぜんぜん回らない
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手順

1.新しいホイールの入手

手足を擦りむいて痛そうにしていたので、転んだというのは見て分かったが、どう転ぶと自力で自転車を持ち帰れないくらいにタイヤを曲げてしまうのか謎のままである。

よくここまで曲がったものである
危険だから「自転車禁止」としたいところだけど、自力で図書館に行けなくなるのはお互い困るので(送迎が必要になる)、早く修理できるよう交換部品を調達。

修理したい自転車はアサヒサイクルのビズストリート276SSという2016年製の自転車で、調べると一般的な27インチホイールであれば合うらしい。探すと、アサヒサイクルのホイールが、Amazonで3,000円ほどで売っていたので購入。

同じ27インチホイールでもキャリパーブレーキ用、ローラーブレーキ用、ドラムブレーキ用の3種類あった。
・XB627 27x1-3/8 アルミ UCP UCP #13 36 英 /米式 ドラム 外6
・XBA57 27x1-3/8 アルミ UCP UCP #13 36 英 /米式 キャリパー 外6
・XBA67 27x1-3/8 アルミ UCP UCP #13 36 英 /米式 ローラー 外6

付いているブレーキはキャリパーブレーキ。ローラーブレーキ用のホイールは使えないけどドラムブレーキ用は使えるらしいので、安価で入手しやすいXB627を活用した。

新しいボルトが付いていた
あと、後輪の場合は、今ホイールに付いているギアを外して新しいホイールに付けないといけないが、これをやるには専用の工具が無いと難しい。

純正品よりも安価(2~4百円程度)で使える工具もある。残念なことに、私は合わないのを間違って買ってしまったので、グラインダで加工して使えるようにするという余計な手間が掛かってしまった。

削って使えるようにした

2.ホイールを交換する

まずは歪んでしまったホイールを外す。自転車をさかさまに置くと作業がしやすい。ブレーキはワイヤーをずらして全開にしておく。

ひっくり返すと作業しやすい
タイヤを外すまでは簡単だけど、ギアを外すのがちょっとキツい。専用のボス抜き工具をはめて強く回さないと外れない。こういう時は柄が短いレンチより、スピンナーハンドルの方が力が入れやすい。

反時計回りに回すと外れる
 スポークプロテクターもキズがついていたので、新しいのを買った方がよかった。(ホームセンターで2~3百円くらいだったと思う)

これでも1回は交換している
後はタイヤとチューブとリムの内側にあるゴムも外す。これらは全て新しいホイールに取り付ける。

タイヤとチューブは割と最近変えたばかり
新しいホイールにリム内側のゴム、タイヤ、チューブを取り付ける。スポークプロテクターとギアを付けてフレームに取り付ける。

新しいホイールに部品を移植
元通りにチェーンも装着しタイヤに空気を入れる。外していたブレーキのワイヤーを元に戻し、タイヤを回してみる。見事なまでにブレることなく回ってくれたので、全く調整せずに完了した。

気持ちよく回るようになった
歪んだホイールはもったいないけど他に使い道が無いので、グラインダーでバラバラにして不燃ゴミで廃棄した。

バラバラにするとコンパクトに収まる
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