ベランダの目隠しをポリ波板で作る

概要

8年前に購入したベランダの目隠しシートが劣化したのと、プランターの植物のために光を通しやすい目隠しにしたいことを理由に、ベランダの目隠しをポリ波板に交換した。

当初、チープな(小屋の屋根材の)イメージだった波板は眼中になかったが、フロスト加工された波板は意外に見た目がよく安価。搬送と施工のお手軽さもあり、思ったその日にサッと取り付けることができた。

目隠しとしては十分
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詳細

1.目隠しの材料を調達

ベランダの柵がスカスカで外から丸見えの状態だったので、当初ホームセンターで購入したラティスを横にして置いていた。時間が経ち、一部崩壊し始めたので、8年前に簡単に取り付けができる目隠しシートに交換していた。

8年経っても特に悪いところは無かったが、プランターの植物のために日光を通してくれる目隠しパネルみたいなものに変えたかったので、どんな材料が良いか調べたところ中空ポリカが耐候性があり見た目もよさそう。
↓こんな感じのパネル
ホームセンターによっては、1,820mm×910mm×3mmで1,980円で売っていたのを思い出したので買いに行く。

お目当ての材料は見つかったが、正面から見るとあまり目隠しにならないことに気付いた。斜めから見ると目隠しになるが、正面から見ると向こうがキレイに見える。

悩ましい中、継ぎ目をどうするか?中空部分に雨やゴミが入らないようにするには?など更に悩みながらウロウロしていると丁度良いものが見つかった。

フロスト加工されている
波板なのに、フロスト加工されたものは安っぽく見えないし、光は十分通すが向こうがボンヤリとしか見えないという理想的な隠れ具合。

長さが数種類あり、単価を比較すると長いほうが安かったが、6尺だとトラックを借りなくてもクルマの座席に詰めそうなので6尺を購入。ネットでも同じようなものが売られていたが、概ね送料が割高みたい。

当初、1,980円の中空ポリカ3枚買う予定のところ、1,580円の波板を4枚購入。切断面の加工などを考える必要がなくなり、しかも輸送のための貸し出しトラックの待ち時間や往復分の時間が浮いたのはありがたい。

しかし助手席に人が乗れなくなる

2.古いベランダの目隠しを外す

8年間日光を浴び、風雨にさらされつつも破損することなく、役割を全うしているところ忍びないが、古い目隠しを外す。

やはり、くたびれている
目隠しそのものは紐で結んであるだけだが、数年前から少しずつ増やしてきたデザイントレリスを外さないとやりにくい。デザイントレリスは、耐候性がある結束バンドで簡単に止めてあるだけなので簡単に外せる。

引っ張ると簡単に裂けた
目隠しを固定していた紐を解き、ベランダフェンスから引っ張り出そうとすると簡単に裂けてしまった。表向きは特に問題なさそうだったが、経年劣化で随分脆くなっていた。

今回、ベランダフェンスとデザイントレリスの間に波板を挟み込む予定。数年前に付けたデザイントレリスは、木製のラティスと比較すると少し高価だったので、様子を見ながら少しずつ買い足していったもの。

数年前はどこでも売っている感じだったが、今見ると欠品や入荷待ちが目立つ。人気で品薄なのか、需要に合わせて供給が薄いのかは不明。

3.新しいベランダの目隠しを取り付ける

波板を横に付けるか縦に付けるか考えたところ、縦にした方がホコリや汚れが溜まりにくいだろうと考え、高さ910mmに切断した。

4枚まとめてグラインダで切断
ベランダフェンスとデザイントレリスの間に挟むと言っても固定されるわけではないので、波板にドリルで穴を開けて、結束バンドを通すようにした。


手が届く高さで穴を開ける
風に煽られたときに、バタバタと音がするところだけ補強する予定だったが、少し強めの風が吹くとあちこちバタつくので、最終的には1枚につき4か所以上止めることになった。

端の方は特に多めに固定
結束バンドを活用すると、取り付けはとても簡単にできるが、耐候性があるものでも数年で脆くなってくるので交換したほうがよいみたい。このまま数年維持することになるとしたら、次回はステンレスの針金に交換しようと思う。

試行錯誤する際は結束バンドが役に立つ
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