W204のメータに表示された警告を消す

概要

W204(ベンツのCクラス)で何らかの故障が発生した場合、メーターの真ん中に故障を知らせる警告が表示される。EBV,ABS,ESP故障などのように、問題が解消されれば消える警告もあるが、中には修理完了しても整備工場で消してもらわない限り表示されたままになるものがある。

故障の内容にもよるが、自分で整備したり修理してしまった場合など、整備工場に持ち込まなくても警告を消したい場合があるので、警告を消す方法をいくつか記載。

例)エアバッグを取り付けても警告は消えない
スポンサーリンク

詳細

1.最も安価な方法

数年前、EBV,ABS,ESP故障などの警告が出るのを直したときに購入したELM327とスマホアプリで構成した簡易的な診断機でもエラーの消去ができる。

活用したスマホのAndroid OSがVer4.4だったので、インストールできるソフトが少なく、唯一Car Scannerが使えていた。実のところ、ブーストメータとして動かして遊んでから活用していない。

エラーコードがクリアできる
Amazonのレビューに、「Motor Data OBD車診断」が課金なしでもエラーが消せるという情報があったが、Androidのバージョンが6.0以上でないと入れられないので未確認。

また、iPhoneやiPadを活用するのであればWifiで繋がるELM327を選ぶと良いらしい。

何れも価格は2,000円未満なので、使っているスマホに合わせて購入しておけば、いざというときに役に立つかも。
Aliexpressだとモノが届くのに2週間以上かかるが、500円くらいで売っている。

2.次に安価な方法

自動車整備をしている知り合いにお願いして、無償でエラーコードを消してもらうのが最も安価と言えるが、そのような恵まれた環境はなかなか無い。いくつかの情報によると整備工場で診断機を通すだけで3,000円~5,000円かかるらしい。ディーラーだと2万円かかるとか。

この価格帯を意識すると、スマホに頼らずスタンドアロンで動作する診断機の活用も視野に入ってくる。

Amazonのレビューを見た限りでは、日本語化したり、操作を覚えるのが面倒だったりするらしいが、メルセデスを含め多くの車種の故障コードの読取、消去ができるらしい。

3.本格的な診断機を使う方法

これを書いた直後、ブログごと削除されており、Bloggerのコミュニティガイドラインに違反(スパムと判断)したので削除した旨、メールが届いていた。
再審査をお願いして6日後に復活したが、よくないキーワードではあるので自粛。

内容としてはお勧めできないが、YouTubeやGoogle先生を頼りに、Windows PC上に本格的な診断機を作ることができるというもの。

診断機用のアダプタ(SD Connect)はとても高価だが、YouTubeの動画を見るとOpenPort2.0という安価なアダプタが活用されており、よほど需要があるのか、あちこちで売られている。

安価なものは中国から発送のようなので、Aliexpressのお世話になれば3,000円ほどで入手できる。2年前に購入したときは1,530円、8ヶ月前に購入したときは1,570円だったが、何故か今は価格が二倍ほどに上昇しているので、よほど売れているのだろう。


ネットオークションで専用PC+アダプタ+ケーブルが割と高値で売られているが、アフターサービスに問題があったり、正常に動作しない(または動作しなくなる)という情報も過去にはあったようなので、購入の際は十分吟味したほうがよいらしい。


スポンサーリンク